2011年5月27日金曜日

橋下大阪府知事鳥取県知事に土下座平謝りも「鳥取県議6人でいい」は正論?


統一選挙戦で支持団体の維新の会が大躍進したので、橋下氏の鼻息は荒い。

(元記事)橋下知事「鳥取県議なんて6人でいい」

≪大阪府の橋下徹知事は24日、議員定数をめぐる議論に関連し「鳥取県は60万人くらいの人口で、議員が四十数人いるんですかね。鳥取県議なんて6人でいいんですよ」
と発言した。府庁で記者団に述べた。≫

と、鳥取県に喧嘩を売り込んだ。いくら本当のことでも、こう露骨に言われたら相手が怒り出すのは必定である。

(参考記事) 議員定数めぐる橋下知事発言に鳥取県の平井知事「余計なお世話」 民主党県議「鳥取県の内容に何言ってるのか」

何で大阪のくせに鳥取県の内政を強要するのか?
ご怒りご尤もである。
橋下氏は君が代同様、嫌がる相手を見るとそれを強要したくなるのが好きな性格なのである。
日頃蔑まれて日陰の人生を歩いているバカウもとい知障右翼どもも溜飲が下がる思いを抱くことだろう。

(参考記事)大阪府の橋下知事、鳥取知事の「余計なお世話」発言に反論…「口を出すなというのは政治家としておかしい」

橋下氏としても売った喧嘩である。相手の反撃など想定内だったようだ。
内政ではこれといった成果が期待できない以上、外向けのパフォーマンスで支持をつなぎ止めなければならない橋下氏側の事情もあるだろうが、ダシに使われた鳥取県もいい迷惑である。

(参考記事)「鳥取県議は6人でいい」と発言…大阪府の橋下知事が謝罪「僕の暴走した発言でした」と謝罪

しかし、その後パトロン筋からこの件に関して「中止命令」が入ったようだ。そうしたら、途端に土下座である。
変なところで橋下氏の操り人形ぶりが露呈した形だ。

しかし、橋下氏の言っていることは一応「正論」だ。県というとそれだけで、相当の権限が付与されているのだから、その前提となる必要充分な住民数は税負担の公平性の観点からも必要である。

しかしが続いて恐縮だが、実際に県会議員が6名では議会として機能しないのは言うまでもない。
したがって、道州制を待たずして島根県と鳥取県は合併した方がいいだろう。

橋下氏は大阪都構想を打ち出しているが、これは反対だ。
県レベルの自治体が住民に適正なサービスが可能な人口は200万人程度である。マンモス化すると身動きが取れなくなってしまう傾向がある。

今後、現在の行政区分を見直すとしたら、この200万人を基準に考えるべきである。200万人に満たない県は合併すればいいし、それを超過している県は分割すればいいのである。
大阪府の場合は解体して、大阪市は単独で大阪府となり、堺市は周辺市と合併して和泉県に、橋下氏は河内県知事でもやっていればいいだろう。あと、摂津県あたりを作れば大阪解体はOKである。


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