2011年5月17日火曜日

政府・東電の大嘘!実際の放射線量は公表値の10倍だった!(1) 足柄茶はどうして汚染されたのか?


【放射能漏れ】神奈川の「足柄茶」の生葉から暫定基準値を超える放射性セシウムが検出、神奈川県産の農産物で初:2011/05/11(水)

≪神奈川県は11日、同県南足柄市で9日に採取した「足柄茶」の生葉から、 暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。同県産の農産物が暫定基準値を超えたのは初めて。
県は南足柄市などに対し、今年産の茶の出荷自粛と自主回収を呼び掛けた。
県によると、南足柄市の生茶から1キログラム当たり550~570ベクレル基準値同500ベクレル)の放射性セシウムを検出。≫

【原発問題】足柄茶生産者「怒りどこにぶつければ…」6市町村で出荷できず―神奈川:2011/05/13(金)

≪県によると、足柄茶を生産する16市町村のうち、基準値を超えたのは6市町村。測定値は、南足柄市1キロ当たり550~570ベクレル▽小田原市同770~780ベクレル▽愛川町同670ベクレル▽真鶴町同530ベクレル▽湯河原町同680ベクレル▽清川村同690~740ベクレル-だった。≫

足柄地方よりも人口が密集する小田原市の方が汚染されていることが判る。福島第一原発から300Km近く離れているのに、どうしてこんな結果が出たのだろうか?

「1号機、3月にメルトダウン…東電・保安院は希望的観測ばかり言ってたが、実は当時から知っていたのでは?」…識者

当然知っていただろうな。

50世帯150人を伊達市が独自に避難支援 積算放射線量が年間20ミリシーベルト以上となる予測で

ここに至って各自治体も、政府や東電の対応を待っていたら埒があかないことに気付いたようだ。

選挙区(茨城3区)に「放射線量高い」「小中学校でマスク着用」と文書…小泉国土交通政務官

≪小泉氏は6日、9市町村の庁舎前など10か所で放射線量を測定。数値は毎時0・273~0・503マイクロ・シーベルトだった。それを基に、小泉氏は東京や水戸の3倍から5倍という高い数値」として対策を呼びかけた。≫

全国の放射能濃度一覧

政府発表の放射線量マップでも茨城県は0.1マイクロ・シーベルトとかなり高めだが、小泉氏の測定はその3~5倍だったのである。
毎時0.1マイクロ・シーベルトなら、
0.1X24X365=876 つまり年間0.876ミリ・シーベルトで国際放射線防護委員会が勧告している年間1ミリ・シーベルトの水準をかろうじて下回っているが、実態がその5倍だったら、年間4.38ミリ・シーベルトとかなりヤバいことになる。

尤も、

年間の被曝限度量、現在の「1ミリシーベルト」→「20ミリシーベルト」へ引き上げ検討 原子力安全委 :2011/04/06(水)

「年間20ミリシーベルトで子どもの健康に影響が出るということはない」 ~文部科学省:2011/04/20(水)

こんな連中相手に健康の心配を訴えても意味はない。

小泉政務官の放射線量測定報告に困惑 取手市教委:2011/05/10(火)

世間は勘違いしているが、教育委員会というと教育に関係する識者が選出されているように思われるが、実際は首長が自分の息のかかった連中を勝手に指名するだけで、首長が暴力団関係者なら、刺青あったり小指のない奴でも委員に指名されるのである。
まあ、一種の天下り利権団体である。

小泉政務官は「選挙区思い」だったのだろう。



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