2011年4月3日日曜日

「投票したい候補者が皆無」凄惨!統一地方選で各政党・相変わらずのお馬鹿ぶり


統一地方選、急きょ「原発」も重点政策に

毎日の記事だが、なかなか皮肉たっぷりである。朝日もそうだったが、どうしちゃったのかな?
大震災の影響で「統制」のタガがゆるんで、記者たちが本音を書けるようになったのだろうか?

≪大震災から3週間がたち、論戦が始まり、各党とも防災対策や原子力政策を急きょ重点政策に加えるなど、対応に追われている。≫

要するに議員になることのみが目的の選挙で、「政治活動など付け焼き刃」ということだ。
「どの廃棄物を拾いますか?」というつらい選択を有権者は強いられている。

≪社民党は1日、計画停電の見直しや脱原発社会の構築などを盛り込んだ統一選政策を新たに発表。今回の統一選では大震災を受けて、防災対策が主要テーマに急浮上。 地方県連や候補者から「どう訴えればいいのか」などの問い合わせが相次ぎ、党本部は告示日当日になって、対応を迫られた。 印刷が間に合わず、各地方県連にはファクスで政策を送ったという。≫

社民党は「XX反対!」と叫ぶしか能のない政党であることが改めて露呈した。「脱原発をしても経済活動を維持する方策」など尋ねるのも野暮というものだ。

≪与野党とも震災復興や防災政策への取り組みをアピールしている。 民主党の岡田克也幹事長は1日、国会内で「統一選は4年に1回の重要な機会だ。 候補者には防災政策をしっかり訴えていただきたい」と強調≫

防災政策が全て後手に回り、大恥をかいたのによく言うものだ。しかし、まだ「自民党の置き土産」と言い繕う余地は残っている。首相の首をすげ替えられなかったのは誤算だろう。

≪公明党の山口那津男代表も同日、埼玉県川口市で「震災から力強く立ち上がり、新しい安全、安心な日本をつくる決意で臨みたい」と表明した。≫

どうせナンミョウの人しか投票しないから、この政党は関係ない。末端相手に「今回の震災は仏罰だから信心に励め」などと抜かしてないだろうな?

≪自民党は3月28日に統一選重点政策に震災対策を加えた。当初、谷垣禎一総裁の笑顔をあしらったパンフレット写真も一転、毅然とした表情に変更。 谷垣総裁は1日、被災地視察で訪れた岩手県庁で、記者団に対し「東北はもちろん、もう一度しっかりした地域を作っていくのが、統一選の一番のテーマではないか」と指摘した。≫

「大災害を引き起こした張本人どもがどのツラ下げて選挙活動するのか?」と思ったら、都合の悪いことはスルーして誤魔化す作戦のようだ。さすがに薄ら笑いのポスターでは人心を逆撫ですると思ったのか、イメチェンしたようだが、この小手先にどれくらい馬鹿が引っかかるか、日本人の民度を知る上で参考にしたいものだ。

≪共産党は福島第1原発事故について「推進してきた原子力行政による人災」と位置付け、原発の総点検や新増設の中止などを打ち出した。≫

確かに福島原発の危険性を以前から騒いでいたので、ポイントを稼いだ形だ。しかし、脱原発後のビジョンがない点では社民党と五十歩百歩である。共産党が政権を取れば、国家統制力は強化されるだろうから、社民党との二者選択を迫られたと仮定したならば、共産党の方が気持ちマシかもしれない。

≪みんなの党も「復興と原発問題の解決策がメーンテーマ」(渡辺喜美代表)として、福島県で国会を一時開会する案を掲げている。≫

社民党よりもあっちに飛んでいる政党である。勿論、解決策など訊くも愚かだ。

…と批評をしてみたが、棄権は本ブログの趣旨ではない。棄権が多いと偏狂的な組織票の悪影響が肥大化し、ますます日本が危機的状況になってしまう。
例えは悪いが、福島原発同様、漏れが酷くても注水を止めればメルトダウンしてしまうのだ。

少しでもまともそうな候補者を吟味して必ず投票所に行ってくださいね。



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