2010年12月23日木曜日

日本国債発行額過去最大170兆円で遂に破綻へ!赤字千兆円の正体はアメリカへの貸し倒れだった!


日本国では税収以上の国債を発行するという異常事態が続いている。来年度の予算では国債依存率も過去最大になろうとしている。

国債発行、来年度も最大規模44兆円の方針…財源の確保は思うように進まず、借金に依存

もはや万事休す状態なのだが、この手の記事を書くと必ず、「国債発行を続けても大丈夫だ」などというコメントが寄せられる。どうせ工作員か馬鹿が書いているのだろう。

【経済政策】国債発行額が過去最大170兆円 2011年度計画

ここで多くの御仁は突然「170兆円」などという数字が出てきて面食らうことだろう。しかし、要は単純な引き算である。新規国債が44兆円なのだから借換債が126兆円ということだ。

大新聞を中心とするマスゴミは唐突に数字は出すものの、その数字の実態については意図的に隠蔽している。一般庶民は新聞記事をいくら読んでも日本国の財政事情に関して何ら具体的な情報を得られないようなシステムになっているのである。
むしろ、外国メディアの方が親切に報道してくれている始末だ。以下は2009年のロイター記事。

2010年度借換債に98.4兆円、新発債38.5兆円で仮置き=国債費概算要求で財務省

日本国の財政事情もひどいが、世の中には上があるもので、更にひどい状況の国も存在する。アメリカだ。

米財務省、10─12月期に最大3620億ドルの国債新規発行へ

アメリカは日本を上回る規模で赤字国債を刷りまくっている。しかし、同じ赤字国債でもその質は日米で根本的に異なる。

日本の場合国債の買い手は国内が中心だ。これが一部の馬鹿が「大丈夫」などとぬかしている根拠になっている。
しかし、アメリカの場合は国債を外国に売りつけている。日本などは強制的に買わされているのである。まさに属国の悲哀だ。工作員どもがこの事実に触れないのは言うまでもない。

【米国】 中国の米国債大量保有は自国の輸出拡大のため、売れば中国自身が被害、よって恐れる必要なし…報告書

ドル建てでやっているところがアメリカの強みである。いざとなれば、「ドルを刷って返してやる」とすごめる。以前は日本が最大の債権国だったが、すでにアメリカに吸い尽くされてボロボロ状態なので、今では中国が最大の債権国だ。その中国に対しても開き直っている。
同じ財政破綻国でも、アイスランドやギリシャ・アイルランドなどとの違いである。
貧乏な庶民が借金をすると取り立てもきついが、広域暴力団事務所に取り立てに行ける町金はいないという理屈だ。

アメリカは中国に対して通貨切り上げを迫っている。しかし、中国は日本と違ってアメリカの属国ではないので、当然怒り出す。これに石油バブルで勢いが戻ったロシアが中国に相乗りしたのが「第四次世界大戦」の構図になっているのである。

【金融】日本の米国債保有、中国との差縮まる 7月末

中国に抜かれたとはいえ、日本も大量の米国債を抱えたままである。こんな不景気なのにどうして円高なのかは高校生程度でも解る理屈だ。しかし、大新聞の記者はとんちんかんな記事ばかり書いている。

【経済予測】日本国債はデフォルトへ、日本経済は2~3年で崩壊の可能性--サブプライム崩壊で5億ドル稼いだバス氏

赤字が出れば、同じだけ黒字が出るのは当然である。赤字が出ると大騒ぎするが、黒字の時は大概が黙っている。しつこくかかってくる電話勧誘などナンセンスの極みで、儲け話は人に教えないのが原則だ。
お調子者のバス氏はアメリカ財界の中では成り上がり者の小物だ。
しかし、ここまでなめられてまでアメリカに追随したがるバカウヨ連中とは本当に人間のクズである。

8月に日本国債を2兆円も売り越し。今年買い越し分をほぼ売り払う規模だけに意図めぐり憶測も

チャイナリスクばかりが喧伝されているが、アメリカリスクはもっと悪質である。中国もやっとそれに気づき、資金運用の分散化に乗り出した。
日本の国債も外国の持分比率が高まっていくだろう。その場合、日本はギリシャ型の破綻をすることになる。

公会計監査フォーラム

≪ここ10年弱の間に、アメリカ政府は財政黒字から財政赤字へと転落しました。昨年のアメリカ連邦政府の財政赤字は、どの会計手法を使うかにより金額は異なりますが、2,480億ドル(29兆8千億円。1ドル=120.5円で換算。)から4,500億ドル(54兆2千億円)に及んでおり、そのうち約 1,000億ドル(12兆5千億円)がイラク及び現在のテロに対する世界規模の戦争に関連しています。
しかし、真の問題は現在の財政赤字ではありません。というのも、連邦政府の財政赤字はここ3年間連続して減少しているのです。それよりも、アメリカの将来における真の脅威は国債残高の増加と、我々の公的年金や医療保険制度として知られる社会保障、メディケア、メディケイドなどの、財源の裏づけがない連邦政府の公的給付プログラムです。これらのプログラムは、ここ6年間だけでも、他の債務と合わせた合計金額では20兆ドル(2,410兆円)から約50兆ドル(6,020兆円)に跳ね上がりました。≫

いろいろいじくり回したり捏造したりでアメリカの実質赤字を正確に掌握するのは難しいが、8000兆円あたりというのが識者間での常識である。

対日債務(総額700兆円規模)を返済し、一刻も早く、アメリカは日本を捨てて欲しい(ベンチャー革命)


マスゴミは全てアメリカの犬コロなので、この手の問題は徹底して隠蔽されてしまうが、アメリカの対日債務は千兆円くらいといわれている。
つまり、日本の財政赤字はそのままアメリカへの債権なのである。仮にアメリカが借金を払ってくれれば、たちどころに日本の借金は消滅することになる。

逆の見方をすれば日本の国債はそのままアメリカへのみかじめ料と言うことだ。

アメリカ合衆国の経済

≪戦後、ブレトンウッズ体制の下で毎年数十億ドルの貿易黒字が計上されていた。1970年代前半、赤字になる年が出始めたアメリカの貿易収支は、70年代後半になると毎年赤字になり次第に額が膨張していった。1987年には1606億ドルもの経常赤字を計上し、諸外国からインフレを輸出しているとして批判の的となった。その後、国内の不景気と日本の内需拡大からアメリカの経常赤字も減少し1991年には37億ドルの経常黒字となる。しかし、長期好況と世界的な内需不足から再び経常赤字は拡大。ITバブル崩壊後も堅調な個人消費と歳出拡大から経常赤字は拡大する一途である。≫

日本の財政赤字が内需拡大で「拡大」したのは周知の事実である。アメリカの命令でどうしようもないハコモノを大量に作らされ、そのときの借金に苦しんでいるのである。ハコモノ作りに貢献したのは天下り連中で、アメリカの手先になった売国奴ということになる。
当時の自民党政権も選択の余地はなかったのだろうが、自民党の議員どもに憂国の情は全く感じられず、むしろ率先して子分になって荒稼ぎした観が強い。
民主党政権がどんなにズタボロであっても、私が売国自民党に宗旨替えできないのは以上の理由によるものだ。
尤も、菅首相のやっていることは自民党政権と何ら変わるところはないが…。


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