2010年11月29日月曜日

キムタク「世界ふしぎ発見」パーフェクトにみるTBSの末期症状


土曜日の午後9時に「世界ふしぎ発見」というTBSにしては珍しく視聴率をそこそこ稼いでいる番組をやっている。

実は私もこの番組は撮り溜めしており、暇な時2倍速で観賞している。CMを飛ばすと20分程度の観賞時間だ。下らない解答場面もカットすれば10~15分程度に短縮される。

ところで、この番組にキムタクが「実写版・宇宙戦艦ヤマト」の宣伝をかねて解答者として出演した。
通常の出演などギャラの関係で無理そうなので、今回は宣伝込みのタイアップ契約だったのだろう。

Wikipediaにも記載されているが、内容に問題があるらしく、削除の方針らしい。

SPACE BATTLESHIP ヤマト

というわけで、保存のためにめいっぱい引用しておきますね。

≪往年のアニメ『宇宙戦艦ヤマト』を実写化するという企画・構想案をTBSが立案。約5年かけてセディックインターナショナルと株式会社エナジオの西崎彰司(原作となる74年のテレビアニメの原作者・西崎義展の養子)の協力の下、西崎義展の許可を得て2009年10月3日に正式に製作発表された。

タイトルに英語を取り入れているのは、海外進出を視野に入れているためである。2010年12月31日には台湾での公開が決定した。

監督は実写とCGを融合させた作品に定評のある、『ALWAYS 三丁目の夕日』などの山崎貴が務め、主演にはSMAPの木村拓哉が起用された。木村は子供の頃、原作のファンであり、自身も出演するTV番組『SMAP×SMAP』内でも『ヤマト』のパロディで古代進を演じている。上記の正式発表以前から週刊誌には噂レベルの記事の掲載がされ、木村も自身のラジオ番組にて製作を匂わせる発言をしていた。

撮影は2009年10月12日より開始され、同年内にキャストによる撮影のほぼすべてが完了した。公開までの残り約1年をかけて、素材撮影・全体の80%に及ぶVFX部分を制作する。

2010年1月1日よりテレビCM、新聞広告、劇場ポスターによる宣伝、公開日の告知が開始された。東宝曰く「2010年を『ヤマトイヤー』にする」とのことで、元日のみで1億の宣伝費をかけているという。

また、6月には原作同様36周年をむかえるハローキティとのコラボレーションが決定。7月3日より発売の前売り観賞券第一弾の特典として限定5万枚にヤマトのバトルスーツ(制服)を着たキティとダニエルの携帯ストラップが付くほか、サンリオピューロランドにて8月から約一ヶ月に渡って映画PRの特別ショーが開催される予定。≫


ところで「宇宙戦艦ヤマト」などと言っても、知っている御仁は歳がばれるような代物で、若い連中は「何じゃい、そりゃあ?」の世界だろう。ストーリーを知っているオヤジ世代はこんな映画など観ないだろうから、カモに狙っているのは子供かアラフォーオバちゃんだろう。

というわけで、知らない諸兄のためにあらすじを紹介しておこう。

≪西暦2199年、地球は謎の異星人「ガミラス」の攻撃で滅亡の危機に瀕していた。ガミラスの遊星爆弾による攻撃で海は干上がり、地球上の生物の大半は死滅した。残された僅かな人類は地下都市を建設してガミラスの攻撃に耐えていたが、地下にまで浸透してきた放射能によって人類の滅亡まであと1年余りに迫っていた。そんなある日の事、地球上にイスカンダルからのメッセージカプセルが届けられた。≫

ヤマト1隻でガミラス軍と戦い、何と!ヤマトが勝ってしまうというストーリーである。ガミラス軍はナチスドイツをイメージしており、何やら同士討ちのような観も否めない。イスカンダルというのはアレキサンドリアのペルシャ語である。

尤も、今回の映画ではどのようなストーリーになるのかは私も観たわけではないので判らない。

で、観た人の感想。

やっぱり無理があった!?『SPACE BATTLESHIP ヤマト』予告編公開に失笑の声!

キャスティングに大分予算を使ってしまったので肝心のVFXがかなり…という話なのだが。

あっ、本題からかなりそれて「宇宙戦艦ヤマト」をおちょくる話になってしまいましたね。

この際だから、脱線ついでに。

≪交代・降板
当初は『ローレライ』など戦艦映画に定評のある樋口真嗣が監督を務める予定だったが、「木村のイメージから戦闘ものよりも乗組員の人間ドラマを中心に描く」という理由から、人間ドラマに定評のある山崎貴に土壇場で変更になった。≫


東宝さんはもともとつまらなそうな映画をこねくりまわしてますますつまらなくしてしまったようだ。

≪また、ヒロイン役には沢尻エリカが内定していたが、沢尻の事務所解雇騒動などにより、事務所側がキャンセルし、降板となった。当初ヒロイン選考時に沢尻や黒木ら複数の候補が挙がっていたが、沢尻の降板により黒木に決まったという。≫

沢尻エリカは例のよってドタキャンである。最初から話題作りのヤラセではないかと勘ぐりたくなる。
沢尻がオールヌードにでもなりキムタクと組んずほぐれつをやれば面白い映画になったと思われるのだが…。あっ、ガキ向け映画だったか!
いっそのこと最初からアラフォー限定に製作すれば良かったのに…。

キムタクの「世界ふしぎ発見」パーフェクト達成にやらせ疑惑!

どうせジャニーズプロからの要請があったのだろう。もともと野々村真を筆頭に「解答者がわざとらしい」と評判の番組である。いまさら「ヤラセ」と騒ぐのもおこがましい。

マスゴミの捏造ぶりがよく判る番組なのだが、エンタメなので特に問題はなかろう。でも、中には「解答者がガチンコ」と真に受けているおめでたい御仁もけっこういるんだろうな。

TBSに限った話ではないが、マスゴミはこのノリで報道番組をやってくれるから困りものなのである。



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