2010年10月14日木曜日

チリ落盤事故 全員救出 そして、またもや千羽鶴を送りつけた「日本人」の信じられない感性


チリ奇跡の救出、33人全員が生還 最後はリーダー役のウルスアさん
事故が起きたのは8月5日だった。

33人地下で17日間生存 鉱山の落盤事故 救出にはさらに4カ月程度かかる見通し[10/08/23]

当初は救出まで4ヶ月かかると言われていたが、世界的関心事になったことから救出予定が大幅に短縮された。
長期にわたり圧迫された空間に閉じ込められていることにより、精神的に変調を来す者も出る状態だったので、救出期間の短縮が彼らには何よりのプレゼントになった。
今回の最大の功労者はやはりNASAだろう。

マリオさんら、地下から生還。「超ハッピーだ」と喜び爆発、地下の石をプレゼント…全員救出は14日に

≪ピニェラ大統領と待ち構えていたアバロスさんの妻と子どもは泣き崩れ、カプセルから出たアバロスさんと固く抱き合い、キス。関係者からは「チリ万歳」の声が。
 近くのテント村でたき火で暖を取りながら、設置されたテレビでチリ国営テレビの映像を食い入るように見つめていた人々も抱き合い、涙を流して、生還を喜んだ。チリ国旗をあしらった風船が空に舞い上がった。≫


事故の元を正せばお粗末な安全管理体制によるものなのだが、事故発生後のピニェラ大統領の立ち回りは絶妙だった。外国からの協力を巧みに利用し、自身の株を上げることに成功した。
株を下げることが得意などこかの国の首相とは大違いである。

「日本のみなさんありがとう」 駐日チリ大使も興奮 全国から義援金や千羽鶴などが寄せられていた事に感謝

チリは礼儀正しい国である。援助してやってもお礼一つ言わないどこかの国とは大違いだ。日本から送りつけられた千羽鶴に対してもお礼を言っている。チリは災害の多い国だから、この手の対応には慣れているようだ。

被災者に千羽鶴」はうれしいのか チリ落盤で続々届く「善意」の中身

千羽鶴という発想は日本しかないので、外国で起きた災害時に千羽鶴が送りつけられると、「また日本がやってくれたな」ということで話題になってしまうのである。
千羽鶴を折るのも結構手間がかかる作業だが、どうして日本人は千羽鶴を送りたがるのだろうか?
勿論ごく一部の人間のやらかしていることだが…。

ハイチ地震“千羽鶴”は「迷惑です」現地支援者からの指摘でmixi主催者沈黙

ハイチ地震の際の千羽鶴事件は今年の1月下旬に発生している。

それから9ヶ月経過したのだが、情弱なのか、忘れっぽいのか、しつこく同じことを繰り返す御仁も多い。

今後世界のどこかで大災害が起これば、またぞろ千羽鶴が送りつけられることだろう。

千羽鶴製作に関わる内職商法

折るのが面倒だと言う御仁のためには千羽鶴の通信販売もあるらしい。ただし、悪質な詐欺商法も横行している。

キットも販売されており、これは2千円からと良心的な設定だ。完成品の相場は2万円からのようだ。

ニートの諸君、キットを買って1万円台でヤフオクにでも出品すれば小遣い稼ぎができるかもしれないよ。

えっ、「ヤフオクに飛んで調べたら即決価格が2000円だったぞ、いい加減なことを言うな!」ですか?

1羽当たりの原料費込みの工賃が2円以下とは尋常ではありませんね。中国製が出回っているようです。しかし、最近は中国も人件費が向上しているから、あるいはバングラ産か?



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