2010年10月22日金曜日

今世紀最大台風13号の影響で奄美大島に大被害 中国南部も壊滅予測



今年は巨大台風が続出している。今回は今世紀最大の台風が出現した。台風と同じ気象現象としては、ハリケーンやサイクロンなどもあるが、地理的にも台風が最も巨大化しやすい。

日本は直接の被害が免れたものの、直撃を受けたフィリピンでは甚大な被害が発生した。この台風(通称Megi)は幾分勢力を弱めたものの、依然として強大な威力を残したまま、中国南部に接近中である。

最大瞬間風速90メートルを記録した史上最大級の台風13号、20日以降中国南部に近づく見込み

台風13号(Megi)は一時、中心の気圧が885ヘクトパスカルにまで猛烈に発達し、台風としては、19年ぶりに900ヘクトパスカルを下回った。最大瞬間風速は100メートルを上回ったという報告がある。

この超巨大台風は、遠く離れた日本にも被害を及ぼした。

奄美豪雨、秋雨前線に湿った空気 台風も影響か

奄美市名瀬では午後8時半までの24時間雨量がこの地点としては観測史上最多の647・0ミリを記録。10月の月間降水量平年値(238・7ミリ)の3倍近い雨が1日に降ったことになる。同庁は降り始めからの総雨量は21日にかけ、800ミリを超すとみている。

気象レーダーなどの解析では、奄美市付近で午前11時半と午後1時、同3時ごろまでの1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は3回にわたり「記録的短時間大雨情報」を発表した。

これだけの集中豪雨に襲われれば無事で済むわけがない。

「高齢の姉と連絡つかぬ」=電話不通、心配募る―奄美

奄美地方で記録的大雨 1時間最大137ミリ 救助要請相次ぐ 2人死亡1人不明 児童140人が自宅に帰れず

これから上陸が予想される中国では、一月前にも巨大台風に襲われている。

【中国】台風11号による死者が70人に

これまでに発生した最大の台風。

昭和54年台風第20号

≪昭和54年台風第20号(国際名:チップ〔Tip〕)は、1979年(昭和54年)10月に発生し、海上において観測史上世界で最も低い中心気圧を記録した台風である。この台風は、日本全国を縦断し、日本全国に影響を及ぼした。≫

日本を縦断し、大被害を与えたが、日本上陸時にはかなり勢力が衰えていた。

ハリケーン・カトリーナ

巨大ハリケーンとして知られているが、最低気圧は902ヘクトパスカルと13号と較べてかなり小ぶりだった。しかし、被害総額は100億~250億ドルに及び、タイミングと進路が被害状況に重大な影響を与えることを物語っている。


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