2010年9月29日水曜日

尖閣問題でインドが漁夫の利 ASEAN投資先をインドに乗り換え


尖閣、ガス田周辺に中国調査船続々 10隻以上が示威活動か

と言うことで、中国は露骨に日本の排他的経済水域内に侵犯し、領海ぎりぎりのラインで威嚇行動をとり続けている。

なぜ釈放?漁業者らから戸惑いや憤りの声 「中国漁船、どさっと来る」

日本の漁業関係者が不安になるとは当たり前である。

【尖閣衝突事件】漁業関係者の不安に「風評で盛り上げるべきでない。事実を踏まえて冷静に対処すべきだ」と仙谷氏

「風評」とは、どこまでもとぼけた御仁である。

今回の馬鹿丸出しの行動で、中国の国際的信用はがた落ちだ。菅政権が有能ならば、この状況を利用して利益誘導も可能なのだが、現実にやっていることはかくも情けない弱腰外交で「世界の嗤いもの」である。まあ、アメリカの指示通り動いているだけなのだろうが…。
指導者が馬鹿だと国民も辛いが、「この国民にしてこの政府あり」安保条約を是認している国民が大勢である現状ではやむを得ない。

"中国リスク"でインド・ASEANシフト加速へ--

ASEANとしては、「日本は腰砕け、中国はやばい」ということで、台頭著しいインドに期待を寄せるようになったという次第だ。

インドとしては、今回の事件は中国から逃げ出す企業を受け入れる格好の機会になった形である。

【尖閣問題】「オバマ政権は日本を強く支持すべき」「国際ルールに従わない中国」「独裁国家、中国」…米Wポスト、NYTが中国批判

WポストもNYTも国策新聞だが、突然中国リスクを前面に出している。いつも日本バッシングばかりやっているNYTが今回はどうしちゃったのだろう?

オバマ大統領の支持率が過去最低を記録 - アメリカ

大統領支持率が下がった時は国際緊張を捏造して国民の目をそらすのは常套手段だが、今回は日本がダシに使われたようだ。

中国の行動も馬鹿丸出しながら周到な準備をして行っていることは判明しているので、米中が示し合わせている可能性も否定できない。国内問題を外に向けさせたい事情は中国も同じだから、両国がつるんで芝居してもおかしくはないのである。

それにしても、中国の損は酷すぎる。中国内部がどうしちゃったのかは、依然ブラックボックスなのである。

<尖閣問題>予想以上に強大な中国=韓国は中国に接近するべきだ―韓国紙

中国リスクが世界的に話題になっている中、真逆の発想である。

「人の行く裏に道あり花の山」ということか?
案外、いいセンスかもしれない。


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