2010年9月5日日曜日

現在の超不況は小泉構造改革による成果主義の失敗が原因だった


国賊小泉のやらかした悪行の中でも成果主義導入が最も罪深い。愚かな企業がこれに飛びつき、再起不能なまでにダメージを受けてしまった。

成果主義がうまくいかなかった最大の理由

このコラムニストはごたごた書いているが、要するに導入する企業の目的が邪道だったのである。成果主義自体は別に良くも悪くもない。賃金算定の一つの方式に過ぎない。問題はその運用法だ。

「公務員に対する成果主義の導入は直接国家の責任だが、私企業がこれを導入する分にはあくまで自己責任である。結果がどうであろうが、そこまで国家が責任を持ついわれはない」
とも言えるが、現実には体力のない企業に対する融資条件等で金融機関などを通じて導入を促すよう陰湿な締め付けを行っていたのである。

世襲制がはびこり、「ことなかれ」を良しとする日本の風土にあって、成果主義はある意味では新鮮である。上手に使えば日本も活性化したことだろうが、結論的にはノウハウを持たなかったのである。こればかりはアメリカの猿まねをしたところでうまくいくはずもない。

成果主義が失敗した最大の理由は、賃金抑制の手段として使用したことだ。企業が飛びついたのも、「経営が苦しいので、体力を落とさず人件費が削れるなら…」という思いがあったからだろう。

小泉が首相になって以来、もともと陰湿だった日本人の気質が更に陰湿度を増し、卑小で邪悪な発想が巷間でも大手を振るようになってしまった。

便所の落書きには陰湿な本性に由来するものが多い、ネット上のバカウヨのコメントなども同類である。書いている本人自体が自己の陰湿性への自覚がないのもおぞましい限りだ。
こんな馬鹿が増えたのも小泉の責任によるところが大きい。

成果主義のメリットは、無駄の排除である。役に立たない連中を切り、有能な人材が集まり、上下関係の意思疎通も円滑になる。
デメリットは、横の関係が断絶することである。社員が戦々恐々状態になり、家族的雰囲気がなくなる。また、評価する人間やシステムが無能だと成果主義自体が成立しない。
ごますりしか取り柄のない奴とか、単なる目立ちたがり屋、詐欺師的才能のある人物等が不当に高く評価されてしまう場合もある。
逆に、お世辞や人付き合いの苦手な御仁とか、フォロー役が得意な人物とかは正当に評価されにくい制度でもある。

成果主義が失敗して衰退した企業の代表例としては富士通が有名である。この会社が日本では成果主義の先駆だったが、小泉が首相になった2001年頃には既に社内は惨憺たる状態になっていた。
富士通が衰退した最大の理由は成果主義ではなくアメリカの圧力だったのかもしれないが、安直な経営方針が災いしたのは紛れもない事実である。
私も富士通には恨み骨髄である。安かったのでエアコンを3台も買ってやったのに、いずれも3年で壊れやがった。サンヨーさんのだって6年くらい保ったのに…。

富士通の悲惨な末路を多くの企業が見ていたはずなのに、どうして日本の主要企業は小泉の口車に乗って破滅への道を歩んだのだろうか?

富士通の失敗を見て、更にそのまねをして大失敗したお馬鹿企業の代表が「ソニー」ということになっている。
ソニーの失敗ぶりを見て成果主義の本家であるアメリカがビビり、評価法の再検討を始めた企業が続出したというオチまでついている。

ソニーも当初は富士通を嘲笑い、「ウチはそんなトロいチョンボはしない」と自信があったことだろう。

「千里の馬は常にあれども、伯楽は常にはあらず」で人事は難しいのである。
織田信長の例を見るまでもなく、成果主義が成功する場合は、経営者にカリスマ性が要求される。結局、信長も最後でこけたが…。
ワンマン経営の中小企業ならともかく、チャレンジャー精神が乏しく安定志向が強い日本においては経営規模が大きくなるにしたがい、カリスマ性も無用となり、同時に成果主義も困難になっていくのである。



記事が面白いと思ったら下のリンクをクリックしてくだされ!! 
<(_ _)>

→人気blogRanking

0 件のコメント: