2010年9月9日木曜日

魚釣島侵犯漁船長逮捕で案の定中国政府厳重抗議 日本は弱腰外交をもう止めよ!



中国漁船による魚釣島接近は中国による明白な挑発行為である。漁船員は当然工作員だ。

【沖縄】領海侵犯の中国漁船、尖閣沖で海保巡視船2隻と接触

この時期に侵犯行為をしたのは、民主党の代表選に合わせたものと思われる。

いつもならうやむやにしてしまう海保だが、今回は珍しく相手の身柄を拘束した。

中国漁船が巡視船に衝突した事件で海上保安部が漁船の船長を逮捕、違法操業も視野に入れ追及へ

巡視船に体当たりまでされたから頭に来たのだろうか?

当然中国は抗議してきた。

漁船衝突で日本側に厳重抗議、「危険行為」中止を要求

「尖閣諸島は中国領」と例によっての厚かましい主張である。

海保巡視船と漁船接触、日本も中国に抗議

日本側も抗議したが、この程度の対応だと、お互いが主張し合うだけで、尖閣諸島の領有権は宙に浮いたままである。

【尖閣諸島】 中国、台湾と領有権争いが続く魚釣島で放たれたヤギ大繁殖、希少種が絶滅の危機 2008/03/19

尖閣諸島は日本が実効支配しているにもかかわらず、政府の弱腰外交政策によって日本人の渡航もままならない状況である。
それが災いして、尖閣諸島の自然環境は壊滅的な危機に立たされている。

日本の右翼を自称する暴力団(構成員は大半が在日朝鮮人)が持ち込んだ山羊が大量繁殖し、魚釣り島の生態系を破壊している。呆れたことに日本政府は何ら対策を講じていないのである。

さて、現政権である民主党だが、小沢・菅のどちらがよりまともな対応をしてくれるだろうか?

小沢氏は中国に大議員団を送りつけたような御仁だし、

小沢訪中団 子分650人(内国会議員143人)を引き連れた真相

一方の菅氏は、

竹島も北方領土もいらない!? 菅内閣“超弱腰”外交

バカウヨの戯言に、「小沢は中国の回し者」というものがある。
さも自民党だったら、もう少しましな対応をするかのような口ぶりだが、

売国奴 アホウ首相 北方領土半分放棄宣言

政府御用達 銀座で北方領土返還デモの茶番

菅・鳩山もビックリの弱腰ぶりである。

極めつけは福田チンパン内閣だ。

魚釣島沖事故で船長におわびの書簡 海保本部長

何と!侵犯してぶつかってきた台湾漁船(どうせこれも工作員だろう)に謝っているのである。

ロシア警備艇 日本人を射殺 北方領土の悲惨な現実とは?

ロシアだったら間違いなく侵犯者を射殺しているところだ。ここまでやれとは要求しないが、毅然とした対応をしないと相手がなめてくるだけである。

で、「菅・小沢のどちらがマシか?」に話を戻すが、結論的には小沢の方がマシである。

何故かというと、小沢氏は脱アメリカ路線を掲げているからだ。

ここでバカウヨの馬鹿さ加減について解説しておこう。バカウヨは馬鹿だから、自分の言っている矛盾に気付かないのである。

バカウヨの基本はアメリカ隷従だ。日本は安保条約でアメリカの保護下に入っていることになっているが、周知のごとく領土問題でアメリカが日本に味方した例は一度もない。唯一北方領土でリップサービスしているだけだが、アメリカの地図ではほとんどの場合がロシア領で表示している。皮肉な話だが、北方領土を日本領と認めているのは日本以外では中国だけである。これも日本に味方しているわけではなく、自国もロシアに領土回復を要求しているのでその関連である。
その理屈で言えば、尖閣諸島に関してはロシアが日本の味方をしてくれるかもしれない。

しかし、アメリカは全く役に立っていない。それどころか妨害までしている。背後で日本に弱腰外交を強いているのはアメリカそのものだからだ。

日本は隣接国の脅威にさらされており、自力でそれに対抗できないように仕向けているのである。

したがって、バカウヨの言う「アメリカに隷従しろ。中国に強弁措置を執れ」は二律背反なのである。

中国が沖縄の進駐軍基地を攻撃でもしない限りアメリカが動くことはない。アメリカは自国の国益と無関係と判断すれば、一切日本に協力などしない。それどころか、日本の軍事行動を牽制する動きに出るのである。

全く無能な菅氏と違って、小沢氏はまだ中国をダシにしてアメリカと対抗する気概を持っているように思われる。尖閣問題に関しては、あっさり中国に譲歩してしまう可能性も考えられるが、逆に強硬手段に訴える可能性もある。

菅ならじり貧、小沢なら一か八かの博打である。

では、自民党ならもっとましなことをするか?
結論的には解党して出直さない限り無理である。出自が進駐軍と売国右翼によって作られた政党だけに、体内から完全に膿を排出しない限り邪悪な存在のままである。

アメリカが中国と戦闘状態になれば日本は最前線で戦うことになる。バカウヨの念願も叶うことになるわけだ。

なお、蛇足ながらバカウヨの馬鹿の一つ覚えの「憲法改正」もアメリカに隷属している限り無理である。

「平和憲法」「護憲」などと体裁を付けているが、「敗戦」を「終戦」「占領軍」を「進駐軍」「進駐軍」を「在日米軍」などとごまかしているのと同じ理屈だ。

自民党にも憲法改正の動きはあったが、言い出している連中がCIAの手先である清和会だから嗤ってしまう。街宣右翼が在日朝鮮人と同じくらいの茶番である。


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