2010年8月4日水曜日

「君が代大嫌い」菅首相、国歌国旗法に見直しの意向か?


菅首相、「君が代は元気の出る歌じゃない。もっと元気のいい国歌がいいと思い、国歌国旗法に反対」の信念

≪日本国家の根本は祭祀共同体である。目に見える制度や法律ではなく、目に見えない高天原の神々によって、日本は支えられている。南北朝時代の南朝の忠臣・北畠親房は、わが国の本質について、「大日本者神国也(おおやまとはかみのくになり)」と述べた。当時、京都には軍事官僚(足利尊氏一派)による北朝がたてられていた。これに対して、親房、そして「悪党」と呼ばれた楠木正成たちは、奈良の吉野に逃れた後醍醐天皇による南朝を命がけで支えた。≫

この記事を書いた御仁は元外務省主任分析官だが、こんな人が外務省の中枢で働いていたとは…。
常識的には危ない人だが、バカウヨどもには違和感がないかもしれない。

菅首相の場合は、就任当初から、腹下し某元首相などが「陰湿な左翼政権」などとレッテル張りをしていた。自身が「陰湿な右翼政権」で大恥をかいたことを忘れたのか、根に持っているのかは定かではないが…。

菅首相も自身の吐いた妄言のせいで参議院選で大敗し、本来楽勝で切り抜けられるはずの国会運営が危うくなってしまった。攻める野党側としては、菅首相の「左翼趣味」を徹底的に追及していたぶろうという作戦である。バカウヨ政党の本領発揮である。

【自民党】 議員会館に国旗を 所属議員に通知 小池氏「菅首相は国旗国歌法に反対した。自民党が国旗を定着させる必要性高まってる」

≪自民党は30日、新しい議員会館の各事務所に国旗を掲揚するように党所属全国会議員に通知した。
通知は大島理森幹事長と小池百合子広報本部長の連名で行われた。小池氏は「菅直人首相は国旗国歌法の採決で反対した。自民党が国旗を定着させる必要性が高まっている」と説明している。≫


しかし、今更ながらだが、1人区で自民党に投票した人は本当に民度が低かったなあ。

君が代

国歌だからどうのこうの以前に、この歌に愛着を覚える連中の感覚にはついて行けない。
よく問題とされる歌詞に関してはどうということはない。

「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」という短歌なので、国歌としては世界最短詩形である。解釈には諸説あるが、藤田友治氏が主張する「『万葉集』の挽歌を本歌にしたものであり、もともとは挽歌である」という解釈が一番的を射ているようだ。
元々抽象的な内容なので、馬鹿ほど曲解して我田引水しやすい傾向が続いている。

曲調からして、お葬式のBGとして使用する分には「ふさわしい」曲と言える。

こんな下らない曲を国歌に仕立ててしまった国賊は大山巌である。

大山巌

大山は政治的野心や権力欲に乏しかったとされているが、西洋かぶれの見栄っ張りとしても知られている。彼が君が代を選定した理由は自分の本名である「巌」が含まれていたからという説もある。要するに歌詞を自分に見立てているのだ。数ある曲解の一つだが、こんな理由で歌唱を国民に強要されてはたまらない。
多くの国民は贅沢しすぎて糖尿病になった老人を称えるために、君が代を唱和している可能性も考えられる。

「君が代」は薩摩地方の祝い歌で、大山も愛唱していた。大山が仙台の人間だったら、今頃国歌は「さんさ時雨」になっていただろう。こっちの方がまだマシだったな。

バカウヨ知事として著名な石原慎太郎氏も「君が代」は大嫌いなようで「日の丸は好きだけれど、君が代って歌は嫌いなんだ、個人的には。歌詞だってあれは一種の滅私奉公みたいな内容だ。新しい国歌を作ったらいいじゃないか」と言っている。「バカウヨの全てが君が代大好き」というわけではないようだ。

歴代天皇も「君が代」を毛嫌いしている。おそらく、国歌成立の過程を知っているからだろう。天皇が君が代を歌っているところなど見たこともないし、たびたび「君が代強要反対」発言もしている。

右翼と暴力団が共通しているのは威嚇することによって利権を呼び込もうという魂胆である。ただし、暴力団は威嚇の具として「君が代は」直接的手段としては使いづらいようで、街宣右翼をやっているときも、街宣カーから「君が代」が流れることはまれである。暴力団も認める「威圧感のない歌」なのである。
自民党や保守系利権グループにとっては、君が代を権威の代用として間接的に使用する。、それに従わないものを威嚇する手法を用いている。「君が代を歌わせる=自分の権威に屈服させる」的な図式になる。
江戸時代の踏み絵同様の幼稚な手法だが、サディストにとっては原始的なイジメほど得られる快感も大きいのでよく用いられる。日本人の庶民はマゾヒストが多いので嫌々するそぶりを見せながら内心喜んで歌っている。人間としての自尊心を喪失することに本能的快感を覚えるのだろう。

この図式は天皇制維持と同じで、天皇など自分の道具に過ぎず、敬愛の念などみじんも存在しないのである。現在の状況だと生々しすぎるのでマスゴミどもも口を閉ざしているが。時間が経過すれば禁忌は解けるみたいで、歴史ドラマ等ではかなり露骨に表現している。

菅首相が「証拠出せ」と激高 君が代斉唱拒否問題

≪平沢氏が番組関係者から聞いた話としてこのエピソードを紹介すると、首相は険しい表情で「違う」と何度もやじを飛ばした。答弁では「小中学校時代から、国歌を斉唱しなかったとか、そういう態度をとったことはありません」と、“事実無根”を強調した。≫

ミッキー安川ネタなんかで国会質問する平沢氏の低脳ぶりにも呆れるが、菅首相も「あんな下らない国歌は直ちに廃止にしてやる」と答弁すればおもしろかったのになあ。民主党代表選まで徹底ガード戦法に出ているようだから言うわけないか。

ところで、お隣の中国だが、国歌そのものにパクリ疑惑が発生している。

万博ソングの盗作疑惑が飛び火、中国国歌「義勇軍進行曲」も日本のパクリでは? 識者は否定

元歌と疑われているのは軍艦マーチである。

【初音ミク】軍艦行進曲・独唱つき(字幕)

まあ、微妙な感じだが、かなり影響されていることは確かだ。国歌としてなら君が代より軍艦マーチの方が元気が出てついでに玉も出る感じがするな。


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