2010年8月29日日曜日

血税の無駄遣い 2000人離島に43億円の光ケーブル 国民を愚弄する地デジ利権の実態


地デジ利権に関する研究は大前研一氏が詳しい。

利権ありきで邁進する「地デジ完全移行」の欠陥

東京スカイツリーの何だかんだ言って、結局地デジ利権がらみの可能性が高い。

東京スカイツリー

Bカスの悪徳ぶりに関しては既に周知なので改めて紹介するまでもないだろう。

B-CAS

それでも東京スカイツリーは電波障害解消、Bカスは著作権商売による放送局救済の意味合いもあるが、人口僅か2000人の離島である大東諸島に43億円の光ケーブルを敷設する意味は見いだせない。

沖縄のTV全県放送実現へ…地デジ化で本島と約360キロ離れた大東諸島に光ケーブル

≪2011年7月に地上波テレビが完全デジタル化するのに合わせて、沖縄県・大東諸島と約360キロ離れた沖縄本島とを結ぶ海底光ケーブルが敷かれる。電波が届かず首都圏向け放送を見ている大東諸島で、沖縄県内向け放送が見られるようになる。
沖縄でテレビ放送が始まって約半世紀、県全体に同じ番組が流れるようになる。 ≫


例の進駐軍基地がらみで沖縄には様々な補助金が投入されているのだが、今回の無駄遣いもその一環だろう。沖縄の県民所得は全国最低なのだから、こんなばかばかしい無駄遣いをするくらいなら、頭割りして現金で配ってやった方がよほどマシである。

≪ケーブルは沖縄県糸満市と南大東島を結び、延長は約410キロ。放送だけでなく、通信にも利用される予定だ。≫

通信は言い訳だろうが、逆に通信をメインに持ってくれば「生活に必要かな?」という気にならなくもない。しかし地デジ利権亡者にそんな発想はない。

隣の北大東島には電波で中継されることになる。

≪那覇市にあるテレビ局の電波が届かない南・北大東島では、これまで東京都などが小笠原諸島向けに衛星経由で流していた放送を受信していた。

番組は東京のNHKや民放キー局のもので、地域のニュースや選挙の政見放送は首都圏向け。
全国高校野球選手権沖縄大会も見られなかった。
衛星放送は雨の影響を受けやすく、大雨になると映像が乱れることもあったという。 ≫


と言うわけで、現在でもよほどの天候異変でもない限り充分テレビ放送は受信できたのである。

≪地デジ移行にあわせて東京都が小笠原諸島まで海底光ケーブルを敷き、小笠原向けの衛星放送が打ち切られることが決まったため、沖縄本島―大東諸島のケーブルが敷設されることになった。≫

慎太郎も利権に一枚かんでいるようで、小笠原でも同じハコモノ利権を画策している。ご丁寧に衛星放送を打ち切るとは…。

≪南大東村の沖山恒久総務課長は「県内の行政関係ニュースが視聴できるし、波の高さや気温といった気象情報のデータ放送も見られるようになる」と期待する。≫

BSデジタルならデータ放送も見られるはずだが…。

南大東中継局

テレビが見られない状況でもラジオによる緊急放送受信は可能である。


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