2010年7月14日水曜日

「NHK大河・龍馬伝」視聴率じり貧17%割れの危機 やはり脚本が酷い


「NHK大河・龍馬伝」視聴率じり貧17%割れのピンチに立たされている。
出だしこそ23%台と好調だったが、12回以降は20%を割るようになり、26回以降は17%に下降した。

これからドラマも幕末の佳境に入るのだが、この手のドラマは一度見るのを止めてしまうと、プッツリになってしまうケースが多い。
特にここ3週はどうでもいい武市半平太の獄中話ばかりだらだらとたれ流しており、これでは誰も見たくなくなると思われる酷い演出だった。
そもそもドラマでは坂本と武市が反目するように描いておきながら、武市の入獄後は坂本はそれまで喋っていたことと真逆の行動を延々と演じ続けている。プロット的にも破綻している内容だ。深夜放送のドラマでもここまで酷くないと思われる代物だが、何故か大河ドラマではこの手の支離滅裂なプロットはよく見かけ、今回が例外という訳ではない。

時代考証などももともと無視して設定されている。合戦場面で大将同士がチャンチャンバラバラをやるくらいの冗談は大目に見るべきだろう。登場人物の男女がやたら恋仲になるのもやむを得ない。出演者の口から銀歯が見えたり、背景に電線が映っていなければ良しとしたものである。

主役の福山雅治の演技は勿論ダイコンである。この人は俳優が本職だが、元々歌手志向だったので、ドラマ出演は余技的印象が強い。
しかし、おばちゃん殺しのルックスは韓流スターを連想させ、NHKも大河ドラマの視聴者がおばちゃんであることを調べているので、まさに適役だった。本当はもっと上手に演技できるのだが、おばちゃんウケさせるために、わざと下手なふりをしているのかもしれない。

出だしはやたらと裸のシーンを連発させ、おばちゃんに大奮発していた。そういえば、ここのところ脱ぐシーンがめっきり減ったな。

図録NHK大河ドラマの平均視聴率の推移

振り向けば「花の乱」である。このドラマはおだやかな内容だったが、NHK関係者が切った張ったで修羅場と化したのは有名である。

龍馬伝

大三菱の創始者岩崎弥太郎が登場するのでも評判を呼んだが、ドラマ上の弥太郎があまりにも汚らしいので三菱側からクレームが出たことでも知られている。

NHK 「汚すぎる岩崎弥太郎」で三菱と険悪状態に

この話はどうなったんですかねえ?

元AV女優NHK大河ドラマ「龍馬伝」出演の快挙

えっ、「『及川奈央 竜馬伝 出演シーン』で検索しろ」ですか?

あっ、出てましたね。ちょい役だ。NHKの意図が解らないなあ。話題作り目的の姑息な手段かな?

大河ドラマ「龍馬伝」

≪今回の「龍馬伝」の撮影では、大河ドラマでは初めて「プログレッシブカメラ(通称30Pカメラ)」という機材を使用します。従来の映像に比べて、より“深みのある映像”になり、幕末の登場人物や風景、小道具の質感をよりリアルに再現できると考えています。≫

テレビ画面がやたらと暗い感じなのは、これのせいなんですね。

龍馬伝アンチスレ part6

【大河ドラマ】龍馬伝アンチスレ part7

NHKがいろいろ頑張っているのはよく解った。その総てを脚本がオジャンにしていますね。



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