2010年6月11日金曜日

嗚呼韓国人工衛星! またもや打ち上げ失敗 戦艦大和の下に落下


人工衛星

宇宙ロケットの原点はドイツのV2ロケットである。第二次大戦がなければ、世界初の人工衛星はドイツが打ち上げていた可能性が高かった。
実際に打ち上げたのは旧ソ連のスプートニク1号で1957年10月4日のできごとだった。
その成功から既に半世紀以上経過している。一般的には人工衛星打ち上げなどたいした技術ではないようなイメージであるが、今回の韓国ロケットの失敗を見ると、意外と大変なことが解る。

中国と韓国の科学技術は共通面がある。ともにパクりを原点に発展させてきた経緯がある。一見似たもの同士だが、中国の方は人工衛星の打ち上げどころか有人衛星にも月ロケットにも成功している。
中国の宇宙開発技術は日本を凌駕したしたような印象も与えるが、中国側が伝える情報には不審な点も多く、実際にどの程度の技術力を持っているのかは不明である。

北朝鮮も「人工衛星打ち上げ」と称してミサイル実験を行っている。成功したとは確認されていないが、現段階では北朝鮮の宇宙技術の方が韓国を上回っているのは事実である。

家電関係では善戦している韓国であるが、どうして宇宙開発になるとからきし駄目なのか?
中国の場合軍事的に関連して開発しているので、予算的裏付けがかなり韓国と異なる事情もあるだろう。
しかし、気になるのは韓国の国民性である。自意識過剰だ。これが負の方向に働いているのではないだろうか?
強引な手段でパクっておいて、さも自分が本家のような態度をとる。世界中で嗤いもの扱いされている韓国人の悪癖だが、それが宇宙開発にも悪影響を与えているようだ。

日本海をトンヘなどと捏造して呼称するなど、国内で呼ぶ分には勝手だが、厚かましくも他国に呼称を強要する態度を示す。

テコンドー

強引な手段でオリンピック種目にしてしまったテコンドーなども好例である。

今回の打ち上げも事実上ロシアに依存した形で行われた。ロシアの宇宙技術は安定性で定評がある。低コストで確実に人工衛星を打ち上げようと考えればロシアに依頼するのが最も合理的なのである。

日本のロケットが不人気なのはコストが高いからだ。天下り系が主体で開発された日本のロケットは国際競争力という観点ではお寒い限りである。

今回の韓国の最大の敗因は金をケチったことだろう。そして、例のこだわりが失敗のだめ押しをしたものと思われる。
完全にロシアに丸投げしてしまえば100%成功していたはずだ。

今回の打ち上げはそれ以前の段階で暗雲が立ちこめていた。
その一はロシア側との意思疎通に齟齬をきたしていたことだ。

「羅老号(ナロホ)の打ち上げを控えてストレス」~ロシアの技術者が自殺試み(釜山)

ロシア人技術者にとって韓国人は恐怖のクレーマーである。安い報酬の割にはうるさいことを矢継ぎ早に言ってきたのだろう。
全部ロシアに任せておけばいいのに、「韓国こだわりの技術も取り入れろ」と迫られたのである。しかも、期限をうるさく迫ってきた。それで、精神衰弱になってしまったものと思われる。

韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)号」、打ち上げ延期 消防設備に誤作動

打ち上げまでの行程はそれなりに複雑だが、スペースシャトルなどと比べると児戯に等しい。ここで躓いているようでは、やはり基本的技術力に課題を残していることになる。打ち上げには慎重を期しているはずだから、延期の要因はいろいろあるだろうが、これはお粗末な部類である。

羅老号ロケット打ち上げ失敗「爆発起きた1段目はロシアが製作」「消火装置のトラブルとは関係ない」

≪一方、韓国とロシアが共同開発した「羅老号」は2段式の構造で、1段目はロシア、2段目は韓国が製造した。
今回の爆発が1段ロケット部分によるものだと明らかになった場合、契約に基づきロシア側が新たに1段目を提供する。 ≫


今回の打ち上げは保険に入っていなかったようだ。ロシア側もとんでもない契約を交わしていたものだ。こちらの知ったことではないが…。
しかし、木に竹を接ぐ技術は日本でも完成していない。

「ナロ号」は空中で爆発して墜落。原因が分かったら3度目打ち上げの準備にかかる…公式発表

失敗の原因は、安い金でロシア人をこき使ったことと、お粗末な自国製品にこだわったことだ。打ち上げに成功したかったら、2段目もロシア製にして、ロシア人の報酬をアップしてやることである。
丸投げしても、例によって完全国産を主張すればいいだけの話だ。ロシア人は「沈黙は金」のことわざの意味を「金をもらえば黙っている」と理解してくれる。

羅老号、残骸落下地点は「北緯約30度、東経約128度と推定」

このあたりに戦艦大和が沈んでいるとのことである。

老婆心ながら、「羅老」という漢字のイメージがよろしくない。この際縁起を担いで別の名前にした方がいいのではないだろうか?

励ます意味で多少失礼な表現を使わせてもらったが、三度目の正直と言う言葉もあるので、ご成功を祈念申し上げます。


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