2010年4月7日水曜日

「核安全保障サミット」日本全く相手にされず


日本の国力低下は目を覆うばかりである。「核安全保障サミット」は世界の40カ国以上が参加する。日本も鳩山首相が参加することになっている。

しかし、もともとこのサミットの目的は核保有国の利権を確保し、非保有国の参入を防止するのが目的である。
日本はアメリカの属国なのでアメリカの棒振り役を仰せつかっていた。「唯一の被爆国」というネーミングのもとにチンドン屋よろしく見せ物宣伝をさせられ、財布代わりに金をぼられ続けていたのである。ピカドン屋というべきか?(お断りしておくが、こんな表現をしても原爆犠牲者を冒涜するつもりはない。冒涜しているのは犠牲者をダシにして利権をむさぼっている奴らである。同じことは戦争犠牲者についても言える。国賊ほど靖国神社に参拝したがる傾向にある。)

「非核三原則」などという有名無実なお題目をいただいたが、実態は安保密約でも判るように、日本国内で核はフリーパスだった。
どうせ、サミットの内容はお腹で茶を沸かすようなものだろうが、今回はそんな会議でも日本は「お除け」にされてしまった。下手をしたら、会議の格付けは韓国の下かもしれない。

今回、アメリカは中国を優遇しているが、その目的は「金」である。「核安全保障サミット」などと言っても、談判するのは「人民元切り上げ問題」である。
中国もおめでたくないから、それを受ける条件としていろいろ要求してくることだろう。

アメリカの属国に位置づけられている日本は昔から、核も持っていなかったが、交渉カードも持っていなかったのである。
日本の唯一の交渉材料は「金」だったが、財政悪化でそれも無理になった。外交でも、「金の切れ目は縁の切れ目」である。

バカウヨどもを許せないのは、口先でこそ勇ましいことを言っておきながら、喋る内容は「アメリカ追従」ばかりである。根っからの売国奴だ。
何かアメリカをびびらせるようなカードを手に入れない限り、日本に未来はない。

米オバマ大統領、中国など9か国首脳と会談へ 日本は呼ばれず&日米首脳会談もなさそう


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