2010年1月21日木曜日

末期癌男性 30人で説得も投身自殺


説得5時間、「ごめんなさい」と男性投身自殺

19日午後3時5分頃、静岡県西伊豆町の黄金崎公園展望台近くで、海に面した斜面の手すりの外側に初老の男性がしゃがみ込んでいるのを観光客が見つけた。

観光客の通報で駆けつけた松崎署員や町役場職員ら30人に対し、男性は「癌の痛みが続いて耐えられない。死にたい」などと自殺をほのめかしたため、同署員ら約30人がかりで説得した。

「生きていればいいことがある」などと言葉をかけ続けたが、男性は午後8時10分頃、「ごめんなさい」と言い残して約30メートル下のがけ下に身を投げた。

警察の要請で出動した漁船が約1時間半後に岩場で倒れていた男性を収容したが、全身を強く打ってすでに死亡していた。

男性は60~70歳くらいで、身長約1メートル70。中肉で、黒色のナップサックを持っていた。同署で身元を調べている。

日本は世界最大の自殺大国だ。公称自殺数は年間3万5千人だが、実際は変死を考慮していない。変死の大半は自殺と推定されている。今回の事件も目撃者がいなければ「変死」として処理された。
その変死者数は年間20万人である。そのうちの半数が自殺であっても、実際の自殺者数は年間13万人にも及び、日本人の年間総死者数の13%に相当する。日本人の8人に1人は自殺する計算だ。

しかし、自殺の中身を見ると、このように病気を苦にした自殺があまりにも多い。

不治の病に冒され、延命治療費が莫大にかかれば、私もためらわず自殺の道を選ぶ。関係者に迷惑をかけたくないからだ。

日本では安楽死を幇助した者は殺人犯になってしまうから、結局自殺しか手段はないのである。

安楽死を妨害し続けている勢力は医師会から金をもらっているのだろうか?

安楽死というとマスコミも倫理的な側面ばかり取り上げているが、そんな上面なきれい事よりも、現実的な判断が求められている。
勝手に死なれると困るのは身内ばかりではないのである。


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