2009年12月23日水曜日

8人に1人が自殺の日本 鉄道遅れの4万本過半数は鉄道自殺




日本の自殺者数は年間3万人と言われているが、勿論インチキである。「首都圏の鉄道自殺だけでも2万人を超えている」のに、算数的にも総計が3万人では辻褄が合わない。尤も、今回の場合は記事の数字が怪しい。おそらく記述の間違いだろう。
常識的に考えて「首都圏だけで年間2万人鉄道自殺している」わけがない。

それはそれとして、日本が他の文明国に圧倒して自殺率が高いことは言うまでもない。自殺統計のからくりは、変死の扱いにある。実際に変死の大半は自殺と考えられる。日本の変死は年間20万人である。そのうちの半数が自殺と見なすと、日本の自殺者数は公認の自殺者と合わせて13万人。日本の年間総死者数は100万人くらいだから、日本人の死因の13%は自殺ということになる。
つまり、国民の8人に1人は自殺である。平均的な4人世帯の場合。2世帯に1人自殺者が出る勘定だ。

自殺といっても、「不治の病に冒され、生活するのが苦痛でなおかつ高額の医療費がかかり家族の生活を圧迫している」ような状況では自殺を判断してもやむを得ない。

深刻な鬱病に冒されて自殺してしまう場合もあるだろう。実際に、自殺者の中には鬱病患者が多そうだ。

精神疾患でない人が自殺を決意する場合は、最低のマナーは守ってもらいたいものである。

そう言う意味では鉄道自殺は実に迷惑な自殺法である。本人の身勝手に対する怒りが先に立ち、同情する気が起きない。やむを得ず自殺をする際には他人を巻き込まない方法を選んでもらいたいものである。

鉄道会社は「鉄道自殺防止」に躍起であるが、それはそれで別の不安も発生する。

≪鉄道で死んでくれるだけまだいいだろ
これが自動車へ飛び込み自殺なんてなったら
運転手は自殺者のせいで人生台無しにされるんだぞ。≫


これは2ちゃんねるの書き込みだが、あり得そうな話である。ビルから飛び降りる人間同様、他人への迷惑を考える余裕など持ち合わせていない連中だ。

車を運転中に、不幸にして自殺者に飛び込まれたら、単に気持ち悪いだけでなく、遺族が補償などを要求して来る可能性もあるので、更に面倒くさい事態も予想される。交通事故の場合、保険会社はなかなか10対0の判定を下さない。

鉄道遅れ4万本、半数超が自殺原因…首都圏


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