2009年12月24日木曜日

舛添前厚労相「仮に私が首相になったら閣僚の7割は民主党から選ぶ」


最近テレビに露出する機会が極端に減った舛添氏だが、都内の講演会での発言を久しぶりにマスコミが取り上げた。

その内容は「政界を再編して、自らが首相になる」という荒唐無稽なものである。
利権を失った自民党が枯渇して消滅するのは誰の目にも明らかだ。みんなの党とか国民新党とかの諸派が糾合したところで政界再編にはほど遠い。

唯一の可能性は民主党の分裂である。民主党議員の過半数を配下に置いた小沢氏に反発した反小沢派が団結して脱党するシナリオである。「それに自民党の残党がこぞって荷担すれば、充分小沢派に対抗する新党を結成できる」という筋書きだ。
舛添氏はその際の求心力に「自らなろう」と図々しいことを言っているのである。自民党政権末期に、誰かが世迷いごととして「舛添総裁案」を出したことは事実である。しかし、本人がそれをまともに受けていたとは私も知らなかった。
今回の舛添氏の発言は一時そのまんま東がほざいていた戯言と同レベルのものである。

今更小沢氏の後塵を拝すのは潔しとしない舛添氏ではあるが、できることなら利権に再び絡みたい意図は見え見えである。
秋波を送る舛添氏の期待に民主党の反小沢勢力が応えるかは今後の動静によって違ってくるだろう。舛添氏の事情如何に関わらず、自民党からの寝返りが多ければ、民主党にとって舛添氏は無用の長物である。
「ねずみ男」のニックネームを地で行くような舛添氏の言動であった。

舛添氏「私が首相になったら…」政界再編に意欲


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