2009年11月9日月曜日

韓国紙記者が「東海だと言い張る自己中心思考は情けない」と韓国を批判 



何と、韓国の新聞記者が自国の日本海呼称捏造騒ぎを糾弾している。「この人大丈夫だろうか?」といささか心配になるが、このような客観的な批判記事が公表でき、認知されるようになれば、韓国も文化的に成熟してきたと評価できるかもしれない。
その意味ではこの記事に対する反応がどうだったのかが注目される。

我が国の東海は日本から見れば西海。「東海」だと言い張る自己中心思考は情けない限りだ …

≪自己中心的な人間は誰でも本能的に自らの世界に他人を引き込もうと努める。その昔、中国人は自ら中華を自任して東側辺境の蛮夷を東夷、西側の蛮夷を西戎、南側の蛮夷を南蛮、北側の蛮夷を北狄と呼んだが、ヨーロッパ人は地中海と大西洋沿岸を中心にした世界地図を描いてアメリカとアジア大陸を辺境と感じていた。中国と日本と韓国が「東北アジア」と呼ばれることになったのもそのためだ。≫

ごもっともな意見である。自己中心的というのは幼稚・未熟ということだ。玩具屋で「買ってくれ」と泣き叫ぶ幼児と同じ知的レベルである。

≪大韓民国中心の考え方を批判すれば売国奴ないしは反民族主義者と後ろ指を差されるだろうが、言うべきことは言わなければならない。ニューヨークタイムズ紙とウォールストリートジャーナル紙、ワシントンポスト紙に「『日本海』ではなく『東海』表記が正しい」という広告を出した徐敬徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大学客員教授と歌手の金ジャンフンも、自己中心で我を張っているとしか見えない。≫

私も韓国のような未成熟な社会でこのような発言をする勇気にはいささか心配である。太平洋戦争中に、「先に戦争を仕掛けた日本の方が悪い」と新聞記事を書くようなものだからだ。

しかし、この記者は表面的な愛国行動を取る者が実は売国奴であることに気づいている。日本でもこの事実に気づかない馬鹿者が大勢いる。日の丸・君が代を強要する奴らの正体は売国奴なのである。

≪徐教授は先日も、「ウォールストリートジャーナル紙が最近、地図と記事の中で『東海』を『日本海』と併記して多くの勇気を得たが、『日本海』単独表記が多いため、『東海』表記の正当性と根拠を紹介する英文資料をNYタイムズ、AP通信、CNN、BBC、ル・モンドなど各国の通信・放送・新聞社の編集局長500人余りに送った」と自慢げに発表したが、好むと好まざるとにかかわらず「日本海」は19世紀以来西洋人らが認めてきた固有名詞であるのに対して「東海」は、米国で大西洋沿岸を「東海岸(EastCoast)」、太平洋沿岸を「西海岸(West Coast)」と呼ぶのと同じく韓半島を基準とした普通名詞に過ぎない、という常識を見過ごしている点に、同族としての遺憾と共に常識人としての失笑を禁じえない。
自己中心的な愛国心と民族精神で海水の上に名前を刻もうと飛びかかっているかのようだ。≫


御用学者の説をまともに批判してもしかたないが、韓国人に同族の露悪趣味を嫌悪する意見があることは注目に値する。今の韓国に必要なのは背伸びして相手を騙すことではない。自己を客観視することなのである。

≪東側の海は東海で西側の海は西海。黄河の黄色い水によって黄金色を帯びるため「黄海」と呼ばれる韓半島西側の海は、中国から見れば東海であり、韓国の東側の海の場合も日本から見れば西海。
にもかかわらず韓半島中心の見解だけを前に出し、中国人が黄海を「西海」と呼んでくれることを願い日本人に「日本海」を「東海」と呼べと強要するのか? いっそ「韓国海」と言い張るほうが良いのではないか。若者たちの愛国心と民族精神は感心なことこの上ないが、それが行き過ぎて「井の中の蛙」の思考だと後ろ指を差されはすまいかと心配になる。 ≫


国内が不景気になるとやたら愛国心を煽る風潮が強くなる。政府が意図的に仕掛けるからだが、愚かなマスコミも同調してお先棒を担いでしまう。そして結果は、それがうまくいった例はない。悲惨な末路が待っているのである。極めて亡国的な発想である。

≪真の国際化を企てて韓半島という井戸の中から抜け出そうとするなら、自己中心的思考から打破することを望む。本当に悔しいなら、他民族・他国が頭を下げるだけの力を育てるのが先ではないか! そんな力も無いのに自分の立場ばかり前に出せば嘲笑を受けるだけだ。 ≫

街中でも醜悪な行動を取って意に介さない愚かな若者を多く見かけるが、その行動が可能なのは、己の醜悪な姿に気づかないからである。知的に正常なら気づいた段階でいたたまれなくなり修正するはずである。

韓国は世界から嘲笑されている事実を謙虚に受け止めるべきである。

▽ソース:ファイナンス・トゥデイ(韓国語)(2009/11/07 01:48)

【日本海表記】キム・ジャンフン、世界報道機関に「東海」表記を要請[11/04]


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