2009年11月1日日曜日

お間抜け裁判所 同一人物に3回連続で裁判員呼び出し状のお粗末


裁判員、3回連続で呼び出し状=「こんなに当たるの」-大津地裁

≪10月26日から大津地裁であった滋賀県初の裁判員裁判で、裁判員を務めた大津市の男性(65)が、同地裁で11月に開かれる2、3例目の裁判員裁判でも呼び出し状を受け取っていたことが31日、分かった。男性は「こんなに当たるものか」と驚いた様子で、家族に促され宝くじを購入したという。≫

「宝くじなんか天下りの餌だから絶対買うな」と本ブログでは口を酸っぱくして忠告しているにもかかわらず、買ってしまう人が多い。「40円やるから100円よこせ」というのが宝くじの原理である。これだと誰も買わないから、「3億円が当たるかもしれない」と言われると真に受けてしまうのである。7億5千万円分宝くじを買えば、そのうち当たるだろう。その間に飛行機事故で10回くらい死んじゃうかもしれないけど…。

今回は裁判員のくじだ。当たってもさほど儲けにならないし、自営業だったら足が出てしまう。

≪同地裁は、1例目で約3600人の候補者名簿から、90人の候補者を抽選で選出。3回続けて選ばれるのは、同じ条件だと6万4000分の1の確率となる。≫

この人は裁判員になっているから、候補者の中から更に抽選で当たったことになる。確かにくじ運の強い人だ。

≪男性によると、地裁職員が「同じような方がもう1人おります」と話したという。≫

滋賀県ではこの男性と同じ境遇の人がもう一人いるようだ。さすがに、ここまで来るとここの地裁がやっている抽選法に疑念を抱かざるをを得ない。

≪選任手続きで外れた人や裁判員経験者は、同じ年に再び裁判員に選ばれることはなく、2例目以降の呼び出し状は無効となった。≫

裁判所の職員は、このような規定があるにもかかわらず既に候補者になった人物を除外せずに、機械的に抽選行為を繰り返していたということである。

この事件は、奇跡というよりは単なる職務怠慢事件だろう。 


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