2009年10月27日火曜日

のりピー裁判 傍聴券倍率は過去最高の330倍超に見る日本の困窮度



酒井法子被告 傍聴券倍率は過去最高の330倍超

26日は台風が接近し、東京は土砂降りで強風が吹きすさんでいた。気温も低い。その中で、20席分の傍聴席を求めて日比谷公園に6615人が傘を差して行列した。

マスコミは「のりピーファンが並んでいる」と報道しているが本当か?
月曜日につき床屋さん以外は仕事があるはずだ。並んでいる連中は、熱狂的なのりピーファンの床屋さん達か?

そんなわけがない。実は並んでいる連中はほとんどがアルバイトなのである。

傍聴席券入手に「アルバイト募集」 のりピー初公判に15000人が並ぶ?

このご時世、そんな暇でもの好きな人がいっぱいいるわけがない。庶民の大半はもうのりピーネタには飽きている。しかし、ネタ枯れとあって、マスコミはまだしつこくのりピーネタを追いかけているのである。お塩先生と抱き合わせで実刑判決が出れば、少しはポイントを稼げるか?

むしろ、マスコミが話題を捏造しているフシもある。今回も数十社のマスコミがそれぞれアルバイトを雇ったものと思われる。傍聴券を手に入れたマスコミがいち早くニュースを流せるので、かくなる騒ぎになったのである。

≪アルバイト採用の条件を見ると、履歴書や面接は不要で年齢も不問。勤務時間は60~90分を予定していて バイト代は1500円。交通費は出ない。傍聴券獲得(当選)の場合は報奨金が5000円プラスされる。≫

この寒空の中、あまり効率の良いバイトとも思われないが、それでも6615人も集まったのだ。

中には本物のもの好きをいるだろうが、ホームレスあたりが一番多いのだろう。次に多いのはニートか?
行列に異臭が立ちこめていたかもしれない。

こんなチンケなバイトにも手を出さざるを得ない日本のお寒い世相を顕した事件であった。

酒井被告初公判 傍聴希望6千人の中に千人規模の一団

≪報酬は「当たり」が1万円ほど、「外れ」は千円ほどという。一団は千人規模で、報酬の総額は全員が外れても100万円になる。この他、一団を先導するスタッフが30人程度おり、これだけで数十万円の経費がかかるとみられる。こうして組織的に取得した傍聴券は、どう利用されるのだろうか。≫

ここが最大組織のようだ。これだけ分母が多いと確実に3~4枚の傍聴券が手に入る。

おそらく1枚100万円単位で取引されるものと思われる。経費を引いても150万円程度の収益が出るだろう。

ここのバイトは当たったときの取り分は多いが、外れたときは相場の半分以下。かなり損なバイトである。

マスコミは注目事件の公判の傍聴券をどのように入手するんでしょうか?


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