2009年10月20日火曜日

国債増発は自民党の負の遺産(菅)天下り法人カット(長妻)



菅氏が国債増発容認 92兆円発言には「合意してない」

≪菅直人副総理・国家戦略担当相は19日午前、国債増発問題について「麻生内閣が(平成21年度当初に)作った予算は税収46兆円を前提として組まれている。40兆円を切ったときに穴埋めに国債発行が必要になる」と述べ、増発を容認する考えを強調した。≫

民主党政権になってとたんに財政が健全化するとは誰も思っていないが、 菅氏の発言に対しては、「自民が菅元大臣の負の遺産だとか言ってたのと同じだなw 」という巷間の意見もある。

一方、鬱病説もささやかれている長妻氏だが、一転攻勢に出た。

いよいよ反撃開始“長妻VS.厚労官僚”バトル

≪いよいよ反撃開始だ――。長妻昭厚労相は15日、来年度予算の概算要求で、官僚OBが在籍する天下り法人への補助金や貸付金などの支出総額(約7000億円)のうち、2割強に当たる約1600億円を削減した。決め手は“伝家の宝刀”の「大臣命令」だった。≫

天下り行政こそ自民党悪政の根幹である。第一にメスを入れるとしたらここだろう。

役人の抵抗に対しては「大臣命令」で対抗する構えのようだ。
「天下りを絞れば12兆円出てくる」とも言われているので、民主党もかなり本気である。政権を獲得したもののこれといってめぼしい成果が期待できない鳩山政権にとって「天下り攻撃」は国民の目をそらす手段である。
かつての安部バカボンがやらかした「美しい日本」による教育改革と似たようなパターンだが、日教組を絞っても金は出てこないが、天下りを絞ればザクザク金が出てくるところが大違いである。

一方役人側もおとなしく屈服するとは思えない。 血で血を洗う凄惨な抗争になる可能性がある。その場合行政活動は著しく遅滞するだろう。

年金関連の遅延問題など当分手が付けられない状況になりそうだ。


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