2009年10月8日木曜日

朝鮮人は大小便を崇拝する不潔民族だから植民地にしたと日帝


韓国東亜日報の記事である。

韓日強制併合になった1910年前後、日本の知識人らが朝鮮と朝鮮人をどのように認識していたのだろう、かというのが記事内容だ。

韓国では現在でも「植民地時代に日本が及ぼした影響」を研究するのが盛んだ。それは結構だが、朝鮮の研究者は全般に自己反省が足りない傾向がある。彼らの主張には「被害者意識を前面に出し過ぎる」「客観性に乏しい」等の欠陥があることは否めない。
今回の資料は1909~1914年に日本語で発行された「朝鮮」「新人」「朝鮮公論」などの雑誌に掲載された文章らしい。これを「熟読」して意味を探っていた研究者達が発表したものだ。

その文章の中で朝鮮下流層の生活像に関する日本知識人の視察記や滞留期の内容が議論された。

≪「(朝鮮人は)腰痛治療のために小便を濁酒に入れて飲む。乾燥したわらじを湿らせるのに、日本人は水を使うが朝鮮人は小便を使う。」

日帝の朝鮮認識を見ることができる文章には、とりわけ衛生に関する記述が多くみられた。
「大小便を崇拝する朝鮮人」という表現まで出てくる。≫


研究会ではこの部分を問題視している。

≪東国大学日本学研究所の李ハンジョン研究員(日本文学)は、「当時の日本知識人は、朝鮮人について、迷信を信じて不潔で国家観念が無い国民だと描写した」と述べている≫

「迷信を信じて」と決めつけているところが失礼ながら朝鮮人らしい。

 ≪漢陽大学の車ヘヨン教授(韓国言語文化学)は、「植民地の韓国を野蛮だと想定することによって、日本文明の優越性を強調したものだ。こうした言論は、植民地支配を合理化・永続化する装置として作動した」と述べた。≫

この主張に関しては、私も同感である。植民地支配者側の常道手段である。

 ≪19世紀イタリアでも革製衣服の洗濯に小便を使うなど、 小便の活用は朝鮮だけの特別な事情ではなかった、という説明も付け加えた。≫

これも、その通りで小便を有効利用して悪い理由はない。しかし、前出の李ハンジョン氏がいう「迷信」とは矛盾している。

≪朝鮮に対するこのような言論は韓日強制併合を起点に変貌する。高麗大学の韓ジョンソン教授(日本近代史)は、当時の視察記と旅行記を分析して、「朝鮮の風習と慣習を見下す流れは、1910年の韓日強制併合以後には、日本と類似した朝鮮の姿を発見して朝鮮の発展の可能性を強調する傾向につながる」と述べた。これは、植民地朝鮮を肯定することによって日本人の移民を奨励する意図だと解釈される。韓教授は、「朝鮮の発展の可能性を発見する文が増えたが、一方で支配-被支配の関係は一層強固になった」と説明した。≫

日本の知識人が朝鮮を見下す姿勢は、植民地支配以前に集中していたようだ。支配後は文化の共通点を見いだし共栄を促す内容が多かった事実を彼らも認めている。

植民地にされたという不快感から事実を悪意に解する感情は理解できるが、研究者たる者は客観的視点を持ってもらいたいものだ。

この雑誌に寄稿した日本人知識人が植民地支配に荷担した御用知識人であったことは確かだが、この研究会で発表した研究者も同様では成果は期待できない。

日本のバカウヨの中には朝鮮の薬酒「トンスル」を侮蔑する書き込みが多数見られるが、ほんの数十年前まで日本全体に肥だめの臭いが充満していた事実を忘れてはならない。日本の臭いは肥だめの臭いだったのだ。
日本でも「尿飲健康法」なるものもあったし、虫に刺されたら尿をかけて治療した。

肥だめが優れたリサイクル技術であることは言うまでもない。朝鮮には「負傷すると肥だめに浸かって傷を治癒した」という伝承があるが、これが迷信であるかは定かではない。一見不潔なようだが、肥だめの中は発酵状態なので有益な細菌が繁殖している。これらが悪性の細菌に対して殺菌作用を及ぼした可能性はある。
さすがに実践する気はないが、研究するには値するだろう。

「朝鮮人は大小便を崇拝する不潔民族」… 日帝知識人ら、偏見に満ちた紀行文で日韓併合を正当化

東亜日報(韓国語)(2009-10-05 02:58)


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