2009年10月6日火曜日

中国 アメリカに毒ガス攻撃? ダイオキシン&水銀米国沿岸まで到達


中国のゴミ処理実態が世界を脅かしている。ゴミ焼却炉から大量のダイオキシンと水銀などの汚染物質も排出し、それが大気の流れに乗り米国沿岸まで到達しているというのだ。

≪約3年前から、中国・広州市の住民が口々にこぼし始めた。「臭くてたまらない!」。住民の怨嗟の矛先は、生活ゴミの焼却炉だ。

13億人超の人口をかかえる中国では、生活水準が向上するにつれてゴミの排出量が増加している。
ニュースサイト新華ネット(9月27日付)によると、2008年に中国国内で排出されたゴミは1億5500万トンにのぼったという。≫


大気汚染の最大被害者は中国国民であるが、大気に国境はない。だから始末が悪い。 大気汚染の国外流失に対して国際的に制裁する条約か何かを検討する必要があるだろう。

長距離越境大気汚染条約

一応こんなのはあるけれど、いまいちですね。

≪総合週刊紙時代週報(9月30日付、電子版)は「改革・開放以来、住民の生活方式が節約から消費主義に転換するにつれて、中国政府は急速に増加している多量のゴミを処理するという難題に直面している」と指摘。中国環境保護省の張力軍(ちょうりきぐん)副部長は9月27日の記者会見で、 中国では現在、82・7%のゴミが埋め立てられ、焼却処理は15%にとどまることを明らかにした。≫

要するに「中国の生活水準が向上したので、大量のゴミが出た」ということだ。中国のゴミ処理法はいまだ埋め立てが主流だが、これも環境汚染を引き起こしている。

≪時代週報は「埋め立て区域で起こる有機分解によって大量の強力なメタンガスが発生するだけでなく、ゴミを埋め立てる土地もそんなにたくさんは用意できない」と問題点を挙げた。北京市の関係者は今年6月、「北京市のすべてのゴミ埋め立て場は5年以内に飽和状態になる」との見通しを示した。埋め立て場からゴミがあふれ出す日が近づく中、大型のゴミ焼却炉を各地に建設する計画が始まったのだという。≫

メタンガスは二酸化炭素同様の温室効果をもたらす。日本もゴミ埋め立てによる土壌汚染に悩まされてきた。慎太郎の「築地移転」もこれで頓挫した。中国も広大な土壌汚染問題を抱えているようだ。

≪米紙ニューヨーク・タイムズ(8月12日付、電子版)は「世界最大の生活ゴミ排出国となるにつれて、中国は大規模なゴミ焼却炉の建設計画を始めた。だが、この焼却炉はゴミを燃やすと同時に、人体の神経系統に害を与えるダイオキシンと水銀などの汚染物質も排出している」と報じた。衛星データに基づいた研究で、それらの汚染物質が中国だけでなく、大気の流れに乗って太平洋上空を越え、米国沿岸まで達していることが明らかになったという。≫

世界最大のゴミ排出国であり、一人あたりのゴミ排出量がダントツのアメリカであるが、自分のことはさておいて、他人が出すゴミには殊の外うるさい。アメリカが中国に対して騒ぎまくるのは必定である。

日本を襲う黄砂も公害付きである。日本は一方的な被害者である。悔しいからインドを援助して、中国に向かって公害をまき散らすくらいしか敵討ちはできないか?

【日々是世界 国際情勢分析】世界を脅かす中国のゴミ処理

【中国】ジェット気流に乗る煤煙や粉塵!中国のゴミ焼却場が世界を脅かす―米紙ニューヨーク・タイムズ[08/14]

中国】北京市が「ゴミ減量」作戦!資源ゴミは、現金や景品と交換…しかし「モデル地区」でも実際にはゴミ分別されず(動画)[9/20]

【中国】ゴミの量は累計70億トン、世界のゴミの3分の1は中国が排出[07/24]

【中国】モラル欠如、住宅地にゴミ山 悪臭で大迷惑・・・重慶[08/18]


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