2009年9月22日火曜日

「クレヨンしんちゃん」作者死亡も作品継続の可能性濃厚



※この絵は臼井氏のデジカメ画像とは無関係です。

 「しんちゃん」作者・臼井さん、撮影中に滑落か…デジカメに残る最後の1枚、絶壁上から見下ろす写真

荒船山の崖下から遺体で見つかった臼井儀人氏に関して「クレヨンしんちゃん」の発行元である双葉社は21日に会見し、「不慮の事故だった」との見方を示し、自殺説を否定した。現場付近で発見された臼井氏のデジタルカメラに、崖の上から下をのぞいて撮影した写真が残されており、撮影時に足を滑らせ転落した可能性が高いとしている。
確かに、状況からして自殺はなさそうだ。しかし、依然として一部で囁かれている「他殺説」を否定できる材料はない。

現段階では臼井氏が特に殺人に至るような事件に巻き込まれる情報は伝えられてこないが、「不注意による転落死」と断定するのは早計な観がある。
携帯電話の不自然な受信状況も説明されていない。艫岩から転落すれば死亡する確率は非常に高いが、かつてその手の事故はほとんど皆無であったようだ。ただし、数年に一度自殺者は出るらしい。

極端な話、艫岩に精神異常者が一人いれば、今回の転落死は発生してしまうのである。

遺体発見時の服装の乱れや顔面の異常な損傷も気になるところだ。事故死に見せかけた計画的な殺人である可能性も否定できない。だとしたら、デジカメの最後の写真は偽装工作ということになる。

ところで、「クレヨンしんちゃん」の今後だが、作者が死亡すれば、作品は終了するのが一般的な常識だが、漫画に関してはそれが当てはまらない。
古くは清水崑氏の「かっぱ」が小島功氏に引き継がれた事例もある。アニメとしては「サザエさん」や「ドラえもん」の事例がある。
赤塚不二夫氏の「もーれつア太郎」や「天才バカボン」などは実質を弟子の古谷三敏氏らが手がけていたことで知られている。

小説や絵画とは異なり、漫画やアニメは共同作業で作られる。結果的には個人名が付されるが、実際には大勢の手によるものなのである。

問題なのは漫画業界の封建的体質である。マニュファクチュアの世界なので徒弟制度がきついのである。漫画家の縛りが厳しく、弟子が独立を果たすのは至難の業とされている。「弟子が反目して師匠から飛び出して独立しても、業界全体が『干し』にかかる恐ろしいところだ」という話もある。

「クレヨンしんちゃん」に関しても近年では臼井氏そのものはあまりタッチしていなかったという情報もある。
したがって、漫画もアニメも継続可能なのだ。
問題なのは著作権である。遺族が了解しなければ話にならない。今後の関係者間での交渉次第ということだ。

『クレヨンしんちゃん』は別の漫画家が作画で再開されるのか?


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